【日記】俺が欲しいのは彼女じゃなくて『彼女いますよ券』なのではないか!?
いや〜!
モテねぇな!!!!!
お線香買ったよ
しゃにむにモテない。ひたすらに。
え〜、はじめまして。クワキと申します。
最近、親が「孫の顔を見る」という夢を諦めました。望まない、という幸せもある。
それにしても、何故これ程モテないのか。
まだ名前のついていない髪型をしているからか?それとも肋骨が奇数個だからかな?
幸いにも友達がいないのでたっぷりと自問自答した結果、1つの結論に達しました。
俺に彼女ができないのは、
俺がそれを望んでいないからである。
鎮まれーーーー!!!!!!!!
話を!話を聞いてくれ。テレビを投げないで。たまごも。
それでは、俺が真に望んでいるものとは何か。そう、それは_____
彼女いますよ券
___なのである。
これである。
説明しよう!
『彼女いますよ券』とは、「彼女がいる」という社会的ステータスを所有することができる券なのだ。
使用例1:
ギャル「え、てかクワキってカノジョおるん笑笑」
俺(無言で『彼女いますよ券』を提示する)
ギャル「ああそうですか」
使用例2:
母「ちょっとクワキ、もうそろそろいい人見つかったんじゃないのぉ?」
俺(無言で『彼女いますよ券』を掲示する)
母「ああそうですか」
そう、初めから俺は彼女なんて望んではいなかったのです。
友人との恋バナについていきたかっただけ。母親を、安心させたかっただけなのです。
そもそも女の子が喜ぶ店とか知らないし。すたみな太郎でしか外食しないし。
彼女とか、いても困るし。
だから俺は、この券さえあれば、
平気だし。
うん…
設定も追加しときましょう。
名を汜智離部ノ巫女(しちりべのみこ)
因習により、村の過去・現在・未来すべての『業』を背負い結界内に封印される。
容貌は幼く見えるが、不死の呪いにより齢800を越える。語尾はのじゃ。
アルビノかつ巫女服。あとギザ歯。
伝統に従い付けられた自分の名前が嫌いなので、俺は彼女を「リーベ」と呼んでいる。
どうだ。羨ましいだろうが。高かったんだぞ、属性盛りまくったから。
おい!なんか言えよ!!!!
「羨ましい」と言え!!!!!!!
恋バナしようぜ。
みんな誰の券買った!?
なあ!おい!!!!!
置いていくな!!!!俺を____
俺を置いていくなァァァ!!!!!!!!!
〜おしまい〜