【脳死日記】涼宮ハルヒが俺のクラスに来たらどうしよう
涼宮ハルヒと同じクラスになった場合、俺はどうすればSOS団に入れてもらえるだろうか
今日はそのことばかり考えていた。
他にしたことといえば、カエルの脳と自分の脳を結合したくらいか。
そう、俺はジョジョ第6部のヨーヨーマッと同じ末路を辿っているのである。
ちなみにカエルは案外ベイブレードのことを考えていた。
さて、以下に記すは俺が極限まで練り上げた「SOS団絶対合格プラン」である。
画面の前のキミにも教示しよう。蛍光ペンを片手にご覧いただきたい。
両手に持ってしまうと「端末の操作」という点で詰んでしまうのでご注意を。
①頭に葉っぱをのっけよう
何事も最初が肝心だ。とはいえ、初めからハルヒに話しかける必要はない。
今は「撒き餌」の段階だ。キミは頭に葉っぱを乗せていればよい。
親切なクラスメイトが葉っぱを取ってあげようとしてくるが、そういう場合丸っこいウンコを
投げつければ大抵は話しかけられなくなる。親切心とはかくも脆いものなのである。
②睡眠をやめよう
四の五の言うな。寝るな。
上まぶたと下まぶたにS極を取り付けるが、吉。
大丈夫、全ての行動の意味は最後にわかる。
③たらふく飯を食おう
睡眠不足と相まって、キミの体型は明確にオワコン化するだろうが、心配はいらない。
全ては、繋がっている。
④禁欲しよう
提案としては、今すぐキーボードの「P・O・R・N・H・U・B」をアッチアチに加熱するのがよい。
二度と触れぬほどに。
あと「よつばと!」の綾瀬風香は案外えっちなので読まない方が良い。
さあ、準備は整った。
ここまでの指示を忠実に守ってくれた読者諸君の体には、いくつかの変化が顕れている筈だ。
頭には葉っぱが乗り、睡眠不足により目の周辺にはクマができる…
肥満体型の腹は膨れ上がり、禁欲の末にタマキンはかつてないほどの膨張を遂げる…
変貌したキミを見て、我らが涼宮ハルヒはこう言うだろう。
「キョン、あの人たぬきじゃない……??」
おめでとう。本当におめでとう。
キミは人間に擬態した化けダヌキとしてSOS団に迎えられることだろう。
頭に葉っぱを乗せただけの初日から、みるみるうちにタヌキ性を顕現させていくキミを
SOS団団長が見過ごすはずがあろうか?いや、ない。
理科の実験の際は火に過剰に怯えたり、満月の夜は踊り狂ったりなどすればもう完璧だ。
キミはSOS団のたぬき要員として文芸部部室前に安置されることだろう。
ハルヒから声が掛からなかった場合、キミはもう取り返しがつかないほど終わっているので
車などに轢かれて道路でくたばることをお勧めする。
〜おしまい〜