【日記】自室で気絶してたら突然やってきた親に俺のキショ趣味を全て見られたのだが
終わり終わり終わり終わり終わり!!!!!
おしまーーーーーい!!
ぬぬん!!
見られた!!!
俺のイマジナリー・ガールフレンド、
眞山犀香の残滓をよぉ!!!!!!
説明しよう!
眞山犀香とは、当ブログの最キモ記事・思春期の煮凝り・恥の展覧会こと__
kuwaki-ganbatta.hatenablog.com
___にて、俺の孤独を埋めるためだけに産まれた想像上の女友達である。
この記事で俺は、眞山犀香の実在性を高めるためだけに犀香の着そうな部屋着・履きそうなスカート・使いそうな化粧品・日用品・サニタリーグッズ・食器類・小学5年生時代の成績表などなどを買い揃え、創作したのであった。
そんな犀香グッズの数々を今日!
楽しかったんですよ。昨日はね、久しぶりに高校の友達と電話したので。
油絵具で顔を2色に塗り分けてからの記憶が曖昧なのですが、通話は8時間続いていました。
おそらく僕の人生最後の友達でしょうね。
朝6時、最後の力を振り絞ってどこでもドアのグロコピペ(哲学の思考実験のやつ)を貼り付けると僕はそのまま気を失いました。
そして目を覚ますと全てが終わっていました。
掃除してた。親。めっちゃ。(浅倉透)
合鍵持ってるもんね。今日うち来るって言ってたもんね。
探せば探すほどもりもり出てくる犀香の置き土産に、母は俺が産まれた時よりも困惑していました。
「あんたこれ、何……?」
愚問を投げかけてきました。
彼女もいない一人暮らし大学生の部屋からスカートやら化粧ポーチが出てくるということは、孤独感に耐えきれずに空想上の女友達を脳内で作り上げたが、設定を練り上げすぎたためにその人に恋をしてしまい、男女間の尊い友情を台無しにしようとしている己の浅ましさを恥じ、更にどれだけ焦がれようとも実らぬ恋に絶望し頭がおかしくなってしまったので、これ以上自分と犀香を傷つけないように思い出の品々をクローゼットに押し込み、二度と彼女を思い出さないように記憶に蓋をしたからに決まっているだろうが。
しかし、いくら説明したところで理解を得られないであろうことは自明。
そこで僕は万の言葉を飲み下し、このように返答したのです。
「ああ、あ、ややすやす安かったから買った」
かくして僕は真っ白い壁の独房にブチ込まれたのでした。
〜FIN〜